J.パイパ~様の作品
コンセプトは、“カッコイイチハタソ”です。
少年の気持ちとおっさんの技術と衰えた目で作りました。
絶対の自分の情景では使わないだろうと思い、ぬら神社に奉納してあった突撃兵とドラゴンの射撃ポーズのフィギュアを使いました。
このような偶然でしかありえないシーンを描くのは何年ぶりだろうか…と自分に問いかけております。
しかし、派手なアクションシーンの方が情景的には華やかですね~
撮影に関しても南方を意識して、光量をオーバー気味に使いました。
おかげで失敗箇所がバレバレ…
フィギュアのまずさに、再度塗り直しを行ないました。(笑)
密林も、前回(地獄の黙示録)の失敗を踏まえて、紙創りなどでの単一素材を避けて複合素材(しかも天然モノを主体に)使用しました。
サイパン島をモチーフにしていますが、かの島の土の色ではちょっとイメージから離れてしまうのであえて黄土としています。
完全なジャングルではないので、湿気を表すクリアは使わずに乾いた感じの南国調にしています。
車両の汚れは、本来黄土系になるのですが、九七式との相性を考え赤土系のウェザリングとしています。
まぁ史実的には、総てデタラメで調合しているのですが、何故か集めると妙に相性がいいみたいで、タイトルにサイパン島・昭和19年と明記すればそれらしく見えるのが不思議です。
まぁコンセプトが“カッコイイチハタソ”ということなので、かなり抽象的に仕上げてみました。(笑)